中学受験の理科では
頻出されるテーマがいくつかあります。
特に、植物の知識問題では、
お決まりの論点があり、
知っているか否かで得点できるかが決まります。
今回は「バラ科」の語呂合わせの
アイディアをご紹介します。
バラ科の代表格といえば
リンゴやイチゴ。
バラ科は意外にたくさんあるため、
以下の覚え方がおすすめです。
【さあ、もうかなりヤバイ】
(サクラ、アンズ、モモ、ウメ、カイドウ、ナシ、リンゴ、ヤマブキ、バラ、イチゴ)
さ:サクラ
あ:アンズ
も:モモ
う:ウメ
か:カイドウ
な:ナシ
り:リンゴ
や:ヤマブキ
ば:バラ
い:イチゴ
試験問題で「バラ科」を目にしたら
ぜひ「ヤバイ」を連想してみて下さい。
上記がいまいち覚えにくいと
感じてしまう場合は、
やや含まれている植物の種類は減りますが、
以下などいかがでしょうか?
【サバリンのモモ、うめ~ない】
(サクラ、バラ、リンゴ、モモ、ウメ、ナシ、イチゴ)
サ:サクラ
バ:バラ
リン:リンゴ
の
モモ:モモ
ウめ~:ウメ
な:ナシ
い:イチゴ
※うめーないは、ちょっと無理感がありますが、、
「うまくない」 ≒ 「おいしくない」(>_<)の意味で
イメージしてみて下さい。
バラ科には決まった特徴があります。
このため、中学受験のテーマのひとつ
として取り上げられやすいのです。
バラ科の特徴は、以下。
・花弁とがく【5枚】
・おしべ【多数または10本】
例外もありますが、基本的には
この点をおさえておけば、
中学受験では対応できるでしょう。
ぜひ覚えてしまって下さい。
中学受験で出題される主だったバラ科の植物は
上記の語呂合わせでおよそ
カバーされているかと思いますが、
バラ科の植物はこの他にもあったりします。
身近な食べ物では、
「ビワ」や「アーモンド」「スモモ」なども、
バラ科です。
ちなみに、
ビワの花はこちら↓
また、
アーモンドの花はこちら↓
写真の右が桜、左がアーモンドですが、
ぱっと見た感じ、そっくりです。
アーモンドには白の他に
桃色の花もあったりして、
色合いによってはさらに似て見えたりします。
ちなみに、
スモモの花もバラ科です。
写真だけを並べて、
桜とアーモンドとスモモを見比べると、
同じ「バラ科」だけあって、
ほぼ見分けがつきません・・・。
花姿がそっくりな三者ですが、
アーモンドやスモモは
咲く季節や開花期間が桜と異なるため、
開花した花の見分けという意味では、
それらの要素を手がかりに
判別することができるのだとか。
いかがでしたでしょうか。
今回は「バラ科」の語呂合わせをテーマに、
以下についてご紹介しました。
●「バラ科」は中学受験の理科植物の頻出テーマのひとつ
●「バラ科」の語呂合わせ
その1【さあ、もうかなりヤバイ】
(サクラ、アンズ、モモ、ウメ、カイドウ、ナシ、リンゴ、ヤマブキ、バラ、イチゴ)
その2【サバリンのモモ、うめ~ない】
(サクラ、バラ、リンゴ、モモ、ウメ、ナシ、イチゴ)
●バラ科の特徴は「花弁・がくは5枚、おしべは10本または多数」
●ビワやアーモンドもバラ科で、アーモンドの花はサクラにそっくり!
つらいと感じる暗記も、
語呂合わせでクリアできると
子どもたちの笑顔につながりますよね。
理科植物暗記の語呂合わせ。
ご紹介したちょっとしたアイディアが
ささやかながらお役に立てば幸いです。
最後までお読み下さり、ありがとうございました。
ぜひ他の記事もごゆるりとお楽しみ下さい。