最近関心が高まっている「腸内環境」。

病は気からとよく言いますが、
実は、病は腸からともいうべきで、
腸内環境が乱れることで病気のリスクを高めることが
わかってきています。

腸内環境を整える5つの必須アイテムとは?

『腸を整えれば病気にならない』
の著書で、理化学研究所
イノベーション推進センターの研究員を務める
辨野義己氏によると、
腸内環境を整えるための
必須アイテムは、ズバリ5つ!

●ビフィズス菌・乳酸菌
●食物繊維
●オリゴ糖
●運動
●リラックス

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どんな風にとるといいの?何故いいの?

善玉菌をサポートしてくれる
ビフィズス菌や乳酸菌は、
ひとたびカラダに入っても、ずっと
体内にとどまり続けてくれるものではないので、
毎日摂取することが大切とされています。

また、
ゴボウなどの根菜や海藻類など、
食物繊維を豊富に含む食材をとり、
善玉菌のエサとなるオリゴ糖を食べ、
さらには、
排便に必要な筋肉を維持するための
運動も、加齢とともに重要性を増すようです。

ちなみに、
ジャーナリストの鳥越俊太郎さんは、
毎朝ヨーグルトを
「どんぶり」で食べているそう。

1回に食べる量は200グラム超なんだとか。

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人生の修羅場を経て見つめた健康法とは?

凄いのは、ヨーグルトの量だけではありません。
実は、鳥越さんは、2016年で御年75歳。

しかも、
ステージⅣの大腸がんの手術を経験されており、
4年間で4度の手術をしながらも、
免疫力を意識した生活面や食事面での
改善を図りながら、体調と病を克服し、
仕事の現場に戻って活躍されています。

鳥越さんも悩まされた「大腸がん」は、
日本人のがんの死亡原因としては、
2013年の時点で3番目に多く、
女性に限ると、1番目に躍り出るほど。

その原因としては、
食生活の欧米化や
運動不足などが挙げられているものの、
いまだにはっきりと判明していないことも
多いのだそう。

最期の手術から6年目を迎えた鳥越さんが、
現在実践されていることとして
コメントされていたご自身の食生活上の留意点は、
以下のとおり。

●肉をいっぱい食べないようにすること、
●腹八分目を守ること、
●メインは魚や鶏肉が中心で、牛肉はあまり食べない。
●あとは野菜をたっぷり食べること。

日本電産流、胃袋と健康の不思議な関係

そういえば、
わずか一代で日本電産を立ち上げた
永守社長は、
京都では京セラの稲盛会長と並んで
有名な経営者のおひとりですが、
専属のスタッフを雇って自身の健康管理をされており、
いわゆる牛や豚などの「四足」は食べないという
エピソードが、ビジネス雑誌(東洋経済)の記事に
掲載されていたことを記憶しています。

ちなみに、
永守社長の息子への教育指針のひとつは
強い男は胃袋も強い」ということだったそうで、
ご自身が社長を務める日本電産の
入社試験と食に絡むこんなエピソードもあるほど・・・。

永守家の食卓は、母が食べ終わった時点で食器洗いが始まる。皆、それよりも早く食事を済ませなければならない。子どもも例外ではなかった。量だけではなく、“早さ”も重要だという。
「胃袋が強いと、体も強いし、仕事もできる。何をやっても大丈夫だというのが、我が家の教えでした。『食べるのが早いと仕事も早い』というのは、今でもよく父が言うことです」
父の思想は、日本電産の入社試験にも反映されていた。ある年の入社試験の合格基準は「早弁」だった。応募者は試験内容を何も知らされず昼に呼ばれ、なるべくかみ応えのあるものを選んで詰めた弁当を出される。それを早く食べ終わった順に、合格が決まったのだ。不思議と、その年に入った社員は営業成績も良かったらしい。

出典:http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20100222/212967/?rt=nocnt

そんな入社試験ってアリ・・・??と思ってしまうような
嘘のような本当のエピソードだそうですが、
これを腸内環境の話と絡めてとらえると、
「肉を食べすぎず」、
「胃袋が強い(腸内環境が良い)」と、
「カラダも丈夫で、目標に向かって邁進できる」、
という3ステップは、ある意味、
真実を言い当てていると言えるのかもしれません。

オフすることも忘れないで!

最期に、なにより
忘れてはならないのが「リラックス」。

モナコビーチ
出典:http://www.booking.com/hotel/mc/lemeridienbeachplaza.ja.html

緊張し通しだったり、頑張りすぎたりし続けると、
知らず知らずのうちに疲れをためて、
不調を招く原因にもなることも。

人間のカラダは私たちが思っている以上に
神秘に満ちていて、様々な機能のバランスが
精巧とられています。

いつもオンになっているスイッチをオフにする。

忙しい日々の中にありながらも、
例えば、環境を変えて、
思いきりリフレッシュしてみたり、
少し長めのお風呂を楽しんだり、
ちょっぴり素敵なご褒美を自分にあげたり・・・
気持ちを緩めるひとときを作ることで、
心身の状態を整えてあげることも可能です。

くり返しになりますが、

腸内環境を整えるための
必須アイテムは、ズバリ5つ!

●ビフィズス菌・乳酸菌
●食物繊維
●オリゴ糖
●運動
●リラックス

毎日を健やかに過ごすために、
これらの要素を日々の生活に
とりいれてみてはいかがでしょうか?

最期までお読みいただき、ありがとうございました。
どうぞ他の記事もごゆるりとお楽しみ下さい。

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