以前の記事で、
便秘解消のおすすめレシピとして
「ポン酢玉ねぎ納豆」をご紹介しました。
発酵食品を上手に摂ることで、
効果的に善玉菌を増やそうというのが、
その目的です。
目次
ビフィズス菌はなぜ大切?加齢による変化とは?
残念なことに、
赤ちゃんのときは、無菌状態だった
私たちの腸内環境は、
年齢を重ねるごとに変化し、
ビフィズス菌や乳酸菌といった
善玉菌が減ってくると言われています。
そのような状況の中でも、
ヨーグルトや納豆に代表される
発酵食品を摂取すれば、
減少しがちな善玉菌勢力を
サポートしてくれる力となります。
ビフィズス菌が含まれたヨーグルトなどを
食事を通して補充することで、
腸内にいる善玉菌が
元気づけられて、活性化します。
毎日食べたいヨーグルト1日摂取量の目安はどれぐらい?
ちなみに、
気をつけたいのは、
効果的な「食べ方」。
摂取した菌は、日々排泄されて、
ずっと腸内に定着しないので、
ヨーグルトで便秘解消を目指す場合は、
毎日食べ続けることが大切になります。
毎日食べる・・・となると、
なんとなく、
納豆の場合だと飽きてしまいそうですが、
ヨーグルトなら、
トッピングも変えられるので、
比較的続けやすそうだと思いませんか?
なお、
1日の摂取量の目安は、
ヨーグルトの場合、
だいたい200~300グラム
と言われています。
ヨーグルトで効果なし!便秘解消手段の奥の手は?
ちなみに、
もしヨーグルトを毎日食べているのに
便秘が改善しないという場合は、
食物繊維が足りない可能性も。
ヨーグルトの乳酸菌は、
食物繊維と同時に摂ると活発になるので、
便のもと、つまり
食物繊維を豊富に含む野菜類を
意識的に摂るとよいそう。
このとき、
善玉菌のエサになるオリゴ糖を
一緒にとるとなお良いようです。
腸内改善の効果方法は辨野先生の本が詳しい
ちなみに、
ヨーグルトを食べるタイミングは、
「夜」が効果的とも言われています。
理由は、
夜間副交感神経が優位になるから。
目には見えないけれども、
カラダ大切な機能をつかさどる
内側のメカニズム。
もし、ご興味をお持ちであれば、
おすすめしたいのが、
べんによしみのある?
辨野 義己(べんの よしみ)先生の著作です。
便をメインテーマに扱いながらも、
ユーモアある言葉遊びで、
軽く話しは進むのですが、
目からウロコな実生活に役立つ
エピソードが盛りだくさんで、
とても面白く、ためになります。
大便通 知っているようで知らない大腸・便・腸内細菌 (幻冬舎新書)
昨今、「痩せ菌」・「デブ菌」など、
腸と痩せ・太りなど体型のテーマにも
話題が及んでいますが、
そうした菌の存在や、腸にいい習慣について、
先生は昔からご存知だったようですよ。
辨野流腸内改善を実践してみたら?
辨野先生の著作を読んで
実際に実践してみた方の口コミがこちら。
↓
★★★★★
長年気になっていた便秘が治った喜び
投稿者 masaoy
この書籍のアドバイス通りヨーグルト300gを毎日、即ち朝100g、昼100g,夕食100gに分けて毎日食したら3日目頃から便の色、匂いに変化があった。腸の中が腐敗でなく醗酵に変わったようだった。
私の場合、さらに食物繊維豊富な「オールブラン」(ケロッグ社)を朝食に加えた。これで完璧だった。2週間後には便秘は完全に解消しました。正に『大便通』でした。
この他にも、
多数の口コミが寄せられていて、
統計や疫学的知識に基づきながらも、
ユーモアを交えてリズミカルに綴られた著作を
おもしろおかしく読んだあと、
それぞれ実生活でとりいれながら、
腸内改善を目指していらっしゃる
みなさまの様子がうかがえます。
★★★★★
目からうろこです
投稿者上田 博美
体は医者任せではいけません。自分の体は、自分が知ってから。
便教になる本です。
★★★★★
快便を経験してみたい
投稿者こはく
オナラを我慢したらどうなるか、恐ろしい結果に愕然しました。
★★★★★
腸内細菌の役割に納得…
投稿者生涯耽読
昔からお腹が弱く、今でも下痢に悩まされることが多かったのですが、本書を読んで原因や対策に思い至ります。
特に大事だと思ったのが、腸内細菌の役割。
バランスの良い細菌がいなくては、ストレスに弱く、ちょっとしたことで壊してしまいます。
抗生物質のような薬に頼らないこと、乳酸菌や野菜を取るよう心がけること、寝る前3時間前には夕食を食べ終えておくこと。
日常生活の中で、腸内細菌をちょっと意識することで、快適な日常生活を送ることができると納得できました。
★★★★
おなかの中
投稿者ベジタブル
自分の腸内細菌はどんな風だろーって興味が湧いてくるのと
なかなか触れない物ですがとても大事な体からの便りってことがわかります。
読みやすく解りやすいのでお勧めです。
腸内環境関連の情報に関して、
辨野先生と藤田先生は、
よくとりあげられる著名な先生方なので、
腸やカラダの働きについて、
より深く知りたいと思う方は、
一度チェックみるのもよいかもしれません。